最近ではそこまで珍しくなくなったかもしれませんが、結婚式と妊娠の順番が入れ替わってしまうケースの良かった点と失敗した点を、私自身の体験談と合わせてシェアしたいと思います。
私たちは30歳を手前に入籍しました。
入籍から約8ヶ月くらい先に挙式の日取りを決めて、準備を進めた矢先、第一子の妊娠が発覚しました。
「できちゃった婚・おめでた婚」とは少しタイミングが違いますが、結婚式を挙げる前に私は妊娠しました。
ハワイ挙式の予定だったけれど‥
私たちは国際カップルだったので、彼の家族はカナダに住んでいて、私の家族は日本に住んでいます。そのため、結婚式はみんなの中間地点のハワイで親族のみで挙げることに決めました。
そのままハワイ挙式するとしたら、結婚式当日は7ヶ月あたりの妊婦になっています。
妊娠後期でも結婚式をしたり、飛行機に乗っている人もいますが、初めての妊娠だったので、何が起こるかわからないし、お腹もどこまで大きくなるのかも想像できませんでした。
少し迷いましたが、私たちはハワイ挙式を延期することにしました。
キャンセル料の出費(失敗点その1)
妊娠がわかったときには、結婚式場となるホテルには仮予約の頭金(英語では一般的にデポジットといいます。)を払ってあり、自分たちと両親の航空券はすでに購入済みでした。
挙式先の仮予約の頭金(デポジット)は、ウェディングプランナーに相談したところ、3年間有効にしてくれました。
ここでのポイントは、まだそのホテルで結婚式を挙げたいという意志を伝えたことがよかったのかなと思います。
国際航空券は格安航空券をオンラインで購入していたので、キャンセル返金不可なタイプでした。でも、ダメもとで夫にカスタマーセンターに問い合わせてもらい、事情を説明したところ、半額分を返金してもらえることになりました。
それでも、結婚式のキャンセルにともなう費用はなかなかの痛手でした。
1歳児がいる結婚式と海外旅行(失敗点その2)
新米ママだった私には、1歳児を連れてのハワイ旅行&結婚式はなかなかハードルは高めでした。
ちょこまか動き回る、言うこと聞かない1歳児に翻弄されていました。
飛行機の中ですでにクタクタ。レストランに行ってもクタクタ。ビーチに行っても、波を怖がる娘にクタクタ。
時差もあることに加えて、新しい場所で、家族みんながいるので娘もテンション上がりまくりでお昼寝のスケジュールもめちゃくちゃでした。
結婚式当日は、お昼寝ナシのまま、夕方のサンセット・ウェディング(夕焼けの結婚式)に突入することになり、クレイジーモードで歩き回る娘が行ったり来たりする中で挙式を何とか終えました。
父親の幸せ(良かった点その1)
結婚式が終わってから、なぜか2年後くらいに、あまり感情を表に出さない父が、ふと「結婚式を挙げてくれてありがとう。本当によかった。」とすごく感謝してくれました。
花びらでつくられたバージンロードを私と歩いて、夫と入れ替わる瞬間、父は夫に「よろしくね。」と言って、男泣きしていたことを思い出しました。
母とはときどき結婚式のことを思い出しては、よかったよね〜と喜び合っていたのですが、父もこんなにも嬉しく思っていてくれたことがわかり、延期しても、諦めずに挙式してよかったと思いました。
結婚式は、当事者の私と夫のためだけではなくて、私たちの両親の親としての節目のイベントでもあることを実感しました。
妊娠するまでのストレス(良かった点その2)
入籍して結婚式を挙げてから、「なかなか妊娠しない」というストレスは、ときに私たち女性にとって大きなものになりえると思います。
私は20代半ばくらいから、生理中の子宮の痛みが強くなり、生理不順にも悩み、婦人科に通っていた時期がありました。
私の母は結婚してから4年以上も妊娠できず、お義母さんや近所のおばさんたちに「子供はまだ?」と聞かれる度に苦しかったと当時のことを話していました。
そのこともあって、私自身も妊娠できるか不安でした。
妊娠したのがあまりにも早くて、結婚式をキャンセルすることになってしまいましたが、「妊娠しない」と悩む期間がなかったことは良かったのかなと思います。
結婚式のタイミングは自分たちで決められますが、妊娠するタイミングはコントロールできないですからね。
こんな感じに結婚式と妊娠の順番が逆転してしまったことで、いい面・悪い面がありましたが、結局のところ私たちはこれで満足しています。
私の場合は、別の国を結婚式の開催場所として選んでいたこともあり、少し複雑化してしまいましたが。
人生最大イベントの幸せなひとときを100%満喫して過ごすためにも、妊娠・出産を優先して、結婚式を延期するという選択肢もアリなんじゃないかと思います。
ただ先送りにすると、初めての出産、育児で毎日ヘトヘトで「もう結婚式はなくてもいいかな」と思ってしまうようなタイミングもあります。
でも!!
諦めないで、必ず結婚式を挙げてください。
いつでも思い出すたびに幸せな気持ちにしてくれる、素敵な思い出になること間違いなしです。



