おしゃべりが上手になってくると「ママ一緒に遊ぼうよ〜。」の毎日。
ほとんどのママが1度は経験したことのある日常ではないでしょうか。
いったい私たち親はどれくらい子どもと一緒に遊んであげるべきでしょうか。
ハッピーなママがそばにいる。それだけで子どもは嬉しい。
私も1人目の育児のときは、「どれくらい子どもと遊んであげればいいのか。10分、30分、1時間どれー?!」という疑問が常にありました。
そして3回目の育児を経験した私の結論は、『子どもと一緒に遊ぶ時間はゼロでいい。』です。
育児書や育児サイトを見ると、これがいいとか、あれがいいとか、すべてをやろうとすると精神的ストレスは大きくなるばかりです。ただでさえ、ママとして、主婦としてやることがいっぱいあるのに。
でも、たくさんのいらない要素を取り外して考えていくと、子どもにとって一番大事なことは、結局ママがハッピーであることなんです。
子どもたちは幼いときから自然にママを喜ばせようと行動しています。
ママには自分のそばでニコニコ笑っていてほしくて、笑顔のママを見るのが嬉しいのです。
ママの頑張りと悲しい現実
子どもとの遊びは、
- 親子のコミュニケーションのひとつ
- 子どもの心身の発達のため
と思って、「毎日一緒に遊んであげよう。」と頑張っていた時期もありました。
”ただ遊ぶ”というだけなのに責務のように課していたあのときの私に言いたいです。
いやいや、そこまでやらなくても、と。
あるとき、小学生に上がったばかりの頃の長女が
「お母さんは全然遊んでくれない!」
というので、
「小さいときお母さんが散々遊んであげたのに覚えてないの?」
「お母さんと一緒にやったことで覚えている遊びは何かない?」
と聞いてみました。
すると、悲しいかな「全然覚えてないよ。わからない。」
と言うのです。衝撃!
現実はこんなものです。
初めての育児だったので、長女にかぎっては
お絵かき / 工作 / ブロック / レゴ / 粘度 / お人形さん遊び / その他のごっこ遊び等々
もういろいろと付き合いました。
その結果が、ママと遊んだ記憶がほぼゼロです。
永遠とお人形さん遊びをしたあの時間は、なかったことになっていたんですね‥。
いいんですよ、いいんです。人生は失敗から学んでゆくのです。
そして今は『子どもと一緒に遊ぶ時間はゼロでいい。』と確信しています。
心ここにあらずでは子どもに響かない
ママが頑張って遊んであげたとしても、内心では退屈していたり、ときには苦痛に感じていたら、子どもは少なからずその空気を感じているはずです。
その場では、子どもの暇つぶしにはなりますが、
- 親子のコミュニケーションのひとつ
- 子どもの心身の発達のため
という親子の遊びの目的とは離れてしまい、こうなると本末転倒ですよね。
ただの遊びではありますが、そこに心がなければ、感情も感性も、思い出すらも生まれないのでしょう。
(少し”遊び”ごときで大げさに聞こえますが)
長女が私と遊んだことをほとんど覚えていなかったのには、こうした理由もあったからかもしれません。
子どもは何をいったい覚えているのか
では、逆に子どもが私たち親と一緒にやったことで覚えていることはどんなことでしょうか。
これもまた長女に聞いてみると、私自身は覚えていないこともありましたが、
- 私(親)が楽しかったこと
- 私(親)が好きなことや興味があることで、一緒に楽しんでいたであろうこと
でした。
これは1番最初に述べたことの繰り返しになりますが、子どもたちは笑顔でハッピーなママをそばで見れたときに、その嬉しい感情とともに一緒にやったことを覚えているのではないかと私は思うのです。
ですので、もし子どもと一緒に遊ぶことを苦痛に感じたのなら、その気持ちを尊重してください。無理に遊ぶ必要はないのです。
ママがやりたくない遊びは子ども自身だけで遊んでもらって、その代わりに、ママも楽しいと思えることを子どもと一緒に共有する方がお互いの心にとって健全です。
親も一緒に楽しめる子どもとの遊びについては、いつか別の記事で書きたいと思います。
天気がいい日にお散歩で十分
自分も一緒に楽しめる遊びといっても、なかなか見つからないことが多いですよね。
そんな場合は、天気がいい日には、子どもたちの健康的な身体づくりのためにもお散歩や公園にはぜひとも連れて行ってあげてください。
ポイント
公園に行ったからといって、そこでは一緒に遊ばなくちゃと気負う必要はありません。
子どもが安全に遊べるように見守ってあげるだけで十分です。
まだ身体の動きやバランスが安定していない幼児の場合は、怪我をしないように、そばについて助けてあげるだけでも、それなりの仕事ですよね。
子どもが大きくなり、少し離れたところからでも安心して見ていられるようになったら、音楽を聴きながら片手間に、子どもが遊ぶのをそばで見守ってあげればいいのです。
私たちのエネルギーは有限なので肩の力を抜いていきましょう。
サラッとNOと伝えていくだけ
今は三女が3歳です。もちろん「ママ遊ぼう!」の連続の日々はありました。
そう聞かれる度に、
「ママは遊びたくないから、遊ばないんだよ。見てるだけ!」
と何度も伝え続けました。
断られたときは一瞬不満そうではありますが、しばらくするとあっけらかんと一人で遊んでいます。
その結果、今はほとんど「遊ぼう!」と聞いてきません。ごくたまにに聞かれたときは、これまでと同じようにサラッとお断りしています。
以下の記事でも「ママ遊ぼう!」の対応策について書いているので、もしよかったら合わせて読んでみてください。
すべてはママのハッピー度にかかっている
『子どもと一緒に遊ぶ時間はゼロでいい。』と聞いてホッとしましたか。良かったです!
ムダな責務のせいでイライラしやすくなり、その矛先が子どもや夫に向かってしまうなんてことはどこの家庭でも1度は通過するあるあるポイントではないでしょうか。
私たちママが何気なく課せられている、いらないものをひとつひとつ取り除いて、肩の荷を少しずつおろしていくことも、うまく育児をこなしていく秘訣のひとつです。
ママの心に余裕がないと、家庭の中の愛レベルが下がりますからね。
愛情をたっぷりそそいであげるのは、「一緒に遊ぶこと」以外からでもできる場面は山ほどあります。
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