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更新日: 2024-03-29
ホームスクール, 子育て

子どもと四六時中ずっと一緒にいるのはツライときの解決策

ホームスクールを続けていく上での不安やお悩みのあるあるについて、私の解決策を書いている『挫折しないでホームスクールを続けるための秘訣シリーズ』です。

今回のあるあるは、ホームスクールに関係なく、子育てをしていたら誰もが1度は感じたことのあるお悩みではないかと思います。

ホームスクールをしていると言うと、「子どもたちとずっと一緒にいるの大変じゃない?」「ひとりの時間はいつあるの?」というような質問は定番中の定番でもあります。

「NO」といえる大人になろう

ズバリその解決策は、『学習以外の遊びは基本的にしない』とキッパリ決めてしまうことです。

「ママ遊ぼう」と言われたら、「ママは遊ばないよ」「ママは遊びたくない」と率直に伝えます。

子どもたちに、ママは絶対に一緒に遊んでくれない人だと認識してもらえるまで何度も伝え続けましょう。

こうした返答を一貫して続けていれば、そのうち子どもたちも、ママの答えはいつもNOであることをわかってくれます。

愛情さえ十分に注いでいれば、大人が子どもと遊んであげなくても、子どもの心の成長には全く問題ないと私は考えています。

ホームスクールをしていないご家庭でも同様です。

大人が頑張って一緒に遊んであげても子どもは覚えていない

少しクサい言葉になりますが、愛にさえ包まれていれば、子どもの心は健康的に育ちます。

そもそも、少し大きくなった子どもたちに「小さい頃にママと一緒に遊んだときのことを覚えてる?」と聞いみると、ほとんど、いや何ひとつと言っていいほど覚えてないというのが(大人目線では悲しい)現実です。

となると、ママと一緒に遊んできたことを覚えていないとしたら、子どもたちは何をいったい覚えているのでしょうか。

どんなに科学が進んでも、幼少期の思い出・感覚・感性みたいなものは必ず一人ひとり異なり、統計ではその答えは計り知れないでしょう。

ただ、子どもたちと話をしたり、3人の子育てを通して私なりに至った結論は、

  1. 幼少期にやった具体なことは覚えていないけど、
  2. おそらく愛されている感覚は潜在的に覚えている(と思いたい)

ということです。

それならば、私たち大人は子どもと遊びたくなかったら、無理に遊ぶ必要はないのです。

こんなに遊んであげた“のに”、なんてポロッと出てくるようなら、無理して遊んであげている証拠です。

私たち親のよくある傾向は、子どもに付き合って頑張れば頑張るほど、どんどん心の余裕がなくなっていくというものです。

子どもたちにとって、一緒に遊んでくれるけど、疲れてイライラしているママより、遊んでくれないけど、いつでも優しくハグしてくれるママの方がよっぽど嬉しいのです。

子どもと遊んであげることを重要視しがち(子どもが小さければ、なおさらその傾向は強い)ですが、子育てを広く長期的な目線で見ると、実際はそこまで重大な要素ではないと思います。

もちろんですが、子どもは遊んでもらうことだけで愛情を感じるわけではありませんよね。

子どもの立場からは、遊んでもらってなくても愛情を感じる場面はいくらでもあります。

親の立場からは、遊ぶことだけが愛情を伝える手段ではないです。

 

ほんの少しだけ遊んであげようは覚悟の上で

さらに、子どもたちの基本的な思考を理解しておくことが大事です。

子どもにとっては、どんなに遊んでもらっても、いつでも足りないのです。

5分より10分、30分、それより長くて1時間、3時間というようにどんなに遊んであげても、もっともっと遊んで欲しくてたまらないのです。

遊んでほしい欲望は常に満たされないのです。

それに付き合う大人は覚悟が必要です。

全く遊んであげないなんて、かわいそう、と心が折れそうだから、数分だけ遊ぶというのもいいですが、その行動はわりとトリッキーなのでご用心ください。

子どもたちの「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」にハマって、よりエネルギーを消耗してしまわないように気をつけてください。

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」とは:
「小さな要求を受け入れると、その次の要求も受け入れやすくなる」という人の心理を利用したセールス・テクニックです。

ほんの少しでも、1回でも遊んであげると、その瞬間のその日から「また遊ぼう」が毎日続くことは否めません。

子どもに付き合って遊ぶという、それほど重きを置くべきではないことにエネルギーを使い、疲れてイライラが溜まってしまうようなら、それこそ子育ての本末転倒です。

子どもと遊んであげることのメリットより、デメリット(=大人側のメンタル消耗)の方が少しでも大きいなら、スパッと辞めた方がみんなのためです。

子どもと遊ばないとキッパリ決めて、学習(ホームスクール)のとき以外は、子どもも大人も好きなことをする時間、というように明確な線引きをしてしまいましょう。

年齢が小さいと、最初は分かってもらうのに時間がかかるかもしれませんが、伝え続けていればいつか必ずわかってくれます。

年齢がある程度に達すれば、ママだって1人の時間だったり、自由に好きなことをする時間が必要だということを理解してくれます。

 

Point

ポイント

親の健康的な心で与える愛情こそが、子どもたちの心を健康的に育てるのだと思います。

子どもと遊んであげること自体が与えるインパクトはそれと比べれば取るに足らない要素と言えます。

Image by Freepik

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さちえむ(http://kiraqmin.com)
カナダ在住歴15年、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー近郊に住んでいます。3人の子どもたちと日系カナダ人の夫と5人で暮らしています。 カナダ企業でインハウスのグラフィックWEBデザイナーとして就労後、第一子の出産を機に専業主婦になりました。現在は学校の代わりに、お家で子どもたちを教えるホームスクールをしています。その傍ら、グラフィックWEBデザインや水引でアクセサリーを作ったりしています。 【WEB制作:https://kiraqmin.com/】 【イラスト制作:https://shizuriya.com/】 【水引アクセサリー:https://shizuriya.com/mizuhiki/】

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